なんやかんやとサボっていました。お久しぶりです、井町です。
気づけば半年以上たっていましたが、昨年6月に行った教育実習で考えたことを今回は書かせてもらいます。
テーマは「学校教育と地域」です。
私は自身の出身中学(山口市の公立中学校)へ実習に行ったのですが、
学校って地域とのつながりが不可欠だよな、ということを実習中に気づかされました。
今回のテーマに関しての実習中の第一印象は「自分が中学生の時より地域が学校と関わっている!」でした。
具体的には、
地域の運動会のボランティアスタッフを中学生がやっていたり、
月1のゴミ拾い活動を小学校や地域の大人を巻き込んで一緒に行うものになっていたり。
私は地域の運動会なんて小学校以来行ってないですし(同級生たちも多分そう)、
月1ゴミ拾いは中学生だけの行事でした。
地域と学校の双方向的な関係が私の卒業した7年前?よりできていました。
少し理論的な話しをすると、子どもの周りには3つの環境があります。
一番子どもの成長に影響を及ぼすのが家庭。他に学校と地域コミュニティが考えられます。
下の図を見ると分かりやすいのですが、
学校側はこれまで学校を頂点にした三角形で子どもへの教育を考えてきました。
しかし、近年は家庭を頂点とする三角形で教育を考えるようになってきています。
もちろん家庭が子どもに及ぼす影響が最も大きいからです。
それを支える二要素として学校と地域をとらえる、というように学校側も考え方を変えてきています。
こうした傾向は知っていたのですが、
実際に地域との連携が強化されている学校現場を見て、
これまで以上に学校は地域の中に溶け込む存在となることが求められているのだろうな、ということを実感じました。
きっとこの傾向はしばらく続きます。
なぜなら、こうした学校の在り方が子どもたちのためにもなるし、地域の発展のためにもなると考えられるからです。
学校が地域の中に溶け込むこと、それ自体に私は大賛成なのですが、それって結構難しいとも思います。
次回はそのことについて書いていきます。