新宮茶農家の脇さん。(脇製茶場の4代目)
いつも新宮村にいるわけではありません。アチコチに出没する脇さんの予定を公開します。脇さんに直接会って、新宮茶について質問しましょう。笑顔で答えてくれます。
【今後の脇さん予定】
今年1月から準備をしていた楽天。3月29日(月)にオープンしました。ティーバッグがメインです。
2020年9月23日(水)より、松星洋品店さん(南町1丁目5−26、丸鷹さんのマスクも販売中)の店頭にコーナーができました。
商品は売れ行きを見ながら入れ替え予定です。最初のお客さんは誰だ!?
いとまちマルシェ(西条市)でも販売中
(2021年3月11日撮影)
彩菜サイコー(イオンモール今治新都市、JAおちいまばり)
(2021年5月13日撮影)
霧の森大福の原料でつかってる「かぶせ粉抹茶」は商品として売られています。かぶせ粉抹茶、40g、864円です。
新宮茶がつかわれている商品は
・道後ジン(水口酒造さん)
・inahoのポン菓子(ひめやさん)かぶせ抹茶 等々です。
ブラックリストというドラマで、「抹茶」を飲むシーンがありました。(シーズン3第6話「クリスピン・クランドル郷」)「抹茶は抗酸化物質がブルーベリーの17倍で、種類も豊富」というセリフがあります。
※新宮茶の歴史に興味がある方は、新宮村誌に詳しく書かれています。(新宮村誌は県立図書館で貸し出し可です)
脇製茶場の初代・脇久五郎さんが「ヤブキタ種」を導入し、村内に普及させたことも書かれています。
最初の取材内容です。(一部抜粋、2019年4月)
Q)新宮とお茶の歴史を教えてください。
A)お茶栽培の歴史自体は60年ほどです。それ以前は葉タバコを作っていました。葉タバコを作っていた場所はいいお茶が取れると昔から知られていたこともあり、換金作物として茶葉に転作しました。
ここ新宮の土地は大量生産には向いていません。が、標高は高く、霧深いことがお茶作りに適しています。地質についても、静岡の天竜や山手という香りのいいお茶の産地と同じです。愛媛の青石は有名だと思いますが、緑泥片岩(青石)が取れるところはお茶の産地に適しています。
Q)新宮は土地が狭いことがネックですか。
A)まさに猫の額。例えば、鹿児島県の農家さんだと、1軒で新宮地域全体分を作っています。だから、産地というか農家としては奇跡的に生き残っていて、希少性はあります。量が作れない分、少量・一貫生産体制に価値をつけようと考えています。
Q)美味しいお茶が取れるのはいつ頃ですか。
A)値段の話をしてしまうと、お茶は収穫時期で値段が決まります。柔らかすぎてもだめですが、5月頃が甘みも内容成分も充実している「新茶」で高いです。その時期を過ぎると、虫に食べられないように葉っぱが硬くなり、お湯に溶け出す成分が減ります。
逆に安くて硬い茶葉は、カフェインなどの刺激成分もあまりなく、ゴクゴク飲めるので食事時にはいいんです。ほうじ茶や番茶は値段も安いですが、熱湯でサッと出せてゴクゴク飲めます。ただ、さっき言ったように、高い値段がつくのは早い時期に摘んだもので、脇茶園なら5月の上旬が適期になります。
Q)5月に摘むのが一番美味しい、ということでしょうか。
A)やはり一番茶が一番美味しいです。秋頃から寒くなるとお茶の成長が止まって、そこから春までの半年をかけて、栄養を蓄えます。その栄養が一気に噴き出すのが、一番茶と言われる4~5月です。
Q)摘んだお茶は手もみするのがベストですか。
A)手もみも、善し悪しです。手作業は時間がかかるので、葉が蒸れてしまいます。茶葉によっては機械でサッと作る方が、美味しいお茶になるものもあります。
新茶、つまり一番茶の何がいいかと言うと「香り」です。複雑な話ですが、新茶は摘みたての香りがそのまま味わえます。だから、香りでいうと新茶が一番です。
2019年10月27日(日)
チャレンジプログラム「お茶万博~蔵出しお茶まつり~」の取材(チーム愛大)
2019.11.27
こんにちは、さんマガ編集部・チーム愛大の中川菜々子(なかがわ ななこ)です。
えひめさんさん物語チャレンジプログラムの1つ、「お茶万博~蔵出しお茶まつり~」のレポートです。
10月27日(日)、会場である「霧の森イベント広場」(四国中央市)に行って来ました。
「お茶万博」って?
会場の「霧の森イベント広場」では、「第1回霧の森秋の大収穫祭」が開催されていました。ここでは地元新宮の新鮮な野菜や果物、スイーツなどを販売するたくさんのお店が出店。バルーンアートのショーなども行われており、子どもから大人まで楽しめるイベントです。その一角にブースを構えていたのが「お茶万博」です。
「お茶万博」はその名の通り、新宮茶はもちろん、全国各地のおいしいお茶が一同に集結したイベントで、それぞれのお茶を飲み比べできます。各ブースさまざまな種類のお茶を販売しており、「お茶だけでもこんなに種類があるのか!」と圧倒されました。
味だけでなく、香りや見た目、舌触りも全く違っていました。私のお気に入りは岡山県倉敷市から出店されたブースのお茶。動物が描かれたかわいいパッケージに目をひかれました。また、愛媛県西条市の名産である石鎚黒茶も出店。以前別のプログラムの取材時に石鎚黒茶を体験しました。今回も深みがあり、まろやかでおいしかったです。
新宮茶については今回のイベントで初めて知りました。そもそも愛媛でお茶の栽培をしていることも想像がつかなかったので、新鮮な気持ちでした。飲んでみると甘みがある中にもさっぱりとした味わいで、飲みやすいお茶だと感じました。
新発見!秋のお茶の魅力
▲会場内で、面白いものを発見!
お茶といえば新茶、新茶といえば春の4・5月、というイメージを私は持っていたので、今回のイベント開催時期を少し不思議に思っていました。そこで、「お茶万博」の主催者である、脇製茶場の脇さんにお話を聞いたところ、新たなお茶の魅力を発見することができました。
新茶と違い、時間をおくことで秋のお茶は落ち着いた味になり、深みが増すそうです。私と同じように、多くの人がお茶といえば新茶というイメージを持っているため、秋のお茶の味を知って、魅力を味わってもらいたい、という思いからあえてこの時期にイベントを開催したそうです。
秋のお茶は新茶に比べると甘みが強く、芳醇な香りがしてとてもおいしかったです。まだ秋のお茶を飲んだことがない人はぜひ、その魅力を味わってみてください。
「茶かぶき(茶香服)」、取材のはずがまさかの展開に……?
▲茶かぶきに10名の挑戦者
今回の「お茶万博」のメインイベントとも言えるのが、「茶かぶき(茶香服)」です。
茶かぶきとは、別名「闘茶」とも呼ばれる、南北朝時代から室町時代にかけて流行したお茶を飲み比べし、銘(産地)を当てるものです。実際に私も茶かぶきに参加! 昔の武士や公家のような気分を味わえて楽しかったです。
今回の飲み比べは、愛媛、岡山、香川、徳島、宮崎の5種類。試飲をする前に、それぞれのお茶の特徴を茶師の方々が教えてくれます。言葉で聞くと甘味・渋味・苦味などとはっきり違いがあって簡単に思えるのですが、実際に飲んでみるとなかなか難しい……。
茶道部での経験が生かせればいいな、と初めは意気込んでいましたが、お茶を飲むにつれて自信をなくしていきました。それでも、一つ一つの味はどうか、色や香りの違いはあるかを細かくメモしていきます。あまりの真剣さにしばらくは舌が麻痺したような感覚になりました。(笑)
全ての試飲を終えていざ、本番。試飲で書いたメモを参考に、自分の感覚を頼りに飲み比べをしていったところ、まさかの5問中3問を当てることができてトップの正解数でした!
私と同じ正解数の方とジャンケンをして優勝を決め、ここでも運を発揮してしまい、豪華商品(お茶製品の詰め合わせ)を!!
まさか自分が優勝できるとは思ってもいなかったのでびっくりしましたが、とてもうれしかったです。
また、普段私はお水を飲むことが多く、ここ最近はあまりお茶を飲んでいなかったので、やっぱりお茶は温かく、味わい深くていいなあ、とあらためてお茶の魅力に気付きました。
今回「茶かぶき」に参加したことで、たくさんの種類のお茶を飲むことができ、それぞれに違った良さがあることを知りました。感覚が研ぎ澄まされ、またこういった体験をしてみたいと思いました。また、地元愛媛で作られているお茶についても詳しくなり、お茶の魅力とともに、四国中央市の魅力も再発見できました。
これからの寒い時期にもぴったりだと思うので、みなさんもぜひお茶の魅力を味わってみてください。
【今回の取材先】
場所:霧の森イベント広場 参加費:無料
ここらは過去の記録です。
2020年
【2月11日(火)〜15日(土)】
スーパーマーケットトレードショー(幕張メッセ)に参加。
【2月12日(水)〜18日(火)】
高島屋さんで新宮フェアに出店。
16日(日)、17日(月)は脇さん担当。18日(火)夜は撤収を手伝い。
【2月26日(水)】
四国中央市の「坂ダイニング」でジビエ料理とコラボ茶会
「気軽にいろんなお茶を飲めるお茶会をやる予定です。
意識がお茶に向くように、難しい淹れ方などの要素は極力省きたいです。」と本人コメント。
【3月4日(水)】
四国中央市の「くう食堂」で夜茶会。
【3月15日(日)】
お城下マルシェ(松山市花園町)に出店。※中止
【3月7日(土)】
愛媛大学・香川大学の1~2回生を対象とした3市(四国中央・三好・観音寺)ツアーがあり、霧の森の茶室で淹れ方教室をします。
「急須で淹れる美味しいお茶」のお茶教室です。時間は15:40〜16:50
スケジュールは、阿波池田駅・川之江駅に集合し、日中は「霧の森」にて、水引やお茶、施設散策など各種体験。
宿泊は徳島の「あわの抄」です。翌日は徳島の「ハレとケ珈琲」の見学と香川に移動して「琴弾公園」の散策というルートです。※中止
【3月18日(水)】
「七草」(伊予市)といういつもお世話になっている着物屋さんでお茶会。(着物がドレスコードです)
感想です。「着物茶会無事終了しました。1時間で緑茶・烏龍茶・紅茶を8種類飲み比べの弾丸茶会です。着物を見た後→お茶会→着物や和装小物を購入の流れです。コロナ拡散前に現地で仕入れた中国茶が好評でした。茶菓子、器、景観にこだわったほうが良いのと、着物等お茶以外のフックがあれば好評との印象です。お手洗いも必須です。」
【3月21日(土)・28日(土)】
松山市花園町の産直(ミニお城下マルシェ?)に出ないかと言われているので一応伺う予定。10:00〜15:00 ※中止
【3月28日(土)】
愛媛新聞の1面
本文は8面に
【4月19日(日)】
お城下マルシェ(松山市花園町)に出店。※8月まで中止
【4月20日(月)】
愛媛朝日テレビ スーパーJチャンネルえひめ第2部(18:15〜) 「お取り寄せ特集 霧の森大福」
→脇さんのお父さんの出演。
【4月21日(火)】
NHK ひめぽん(18:10〜) 「丹がおじゃ町ま〜す」
【4月25日(土)】
南海放送ラジオ 「ザ・VOICE」(16:00〜16:30)
→収録の見送りの連絡があったそうです。4/21
【5月1日(金)発行】
ウイークリーえひめリック
広報四国中央5月号、裏表紙
農林水産省主催の「中四国地域未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の受賞記事です。
有機農業・環境保全型農業の部で、中四国農政局長賞を受賞。
農業生産工程管理規格(GAP)の部では、丹原高校(西条市)と南宇和高校(愛南町)が中四国農政局長賞を受賞しています。
【5月2日(土)】
愛媛新聞の3面
【6月7日(日)】
加工は今日で小休止。剪定・草刈りしつつ、梅雨明けの2番茶の収穫待ち。
「2番茶は普段たくさん作らないのですが、今年は紅茶を大量生産します。」ということです。
【6月13日(土)・14日(日)】
さいさいきて屋(今治市)で出張販売
【6月16日(火)・17日(水)】
マルヨシセンター西条店で、出張販売
【6月20日(土)】
新居浜にて出張販売
【7月4日(土)】
コープ久米、出張販売
【7月7日(火)】
マルヨシセンター伊予、出張販売
【7月13日(月)】
セブンスター三津、出張販売
【7月14日(火)】
マルヨシセンター余戸、出張販売
【8月23日(日)】
高島屋、出張販売
【8月24日(月)】
高島屋、出張販売
【9月23日(水)】
高島屋、出張販売
【9月24日(木)】
高島屋、出張販売
【9月26日(土)】
高島屋、出張販売
【9月28日(月)】
高島屋、出張販売
【10月7日】
10月7日発行、西条市のフリーペーパー「SAKU:Re」(サクリ)で、石鎚黒茶のおいしい淹れ方で登場しています。
【10月14日(水)】
えひめビジネスチャンスマーケットを受講
【10月31日(土)】
いとまちマルシェ(西条市)のハロウィンイベントに出店
(感想)ハロウィンイベントは若い方、特に親子連れが圧倒的に多いです。相変わらず地元西条ではなく、今治や新居浜辺りからのお客さんが多かったです。
【11月1日(日)】
霧の森 秋の収穫祭(道の駅 霧の森)に出店
(感想)産直はお茶と野菜の販売のみ。飲食の出店もなかったです。お土産にお茶を配ってくれました。
【11月4日(水)】
3回目の「ECサイトで販売」のみ受講
【11月11日(水)】
道後旅館・調理師会(毎月第2水曜の勉強会)で話(5〜10分程度)
【11月15日(日)】
毎月第3日曜開催のお城下マルシェ(松山市花園町)に出店
【11月17日(火)】
秋のお茶会〜発酵茶を楽しもう〜
食の創造館(西条市)、14〜16時、参加費500円、先着順12人
広報saaijo11月号で紹介されています。
【12月】
12月はeat愛媛朝日テレビさんの「地元を愛す。プレゼント・マンスリーセレクション」に選ばれています。
https://eat.jp/monthlyselection/monthlyselection.html
「かんきつ香る新宮茶(かんきつ紅茶2種・しょうが烏龍茶」が抽選で毎日3名にプレゼントされます。
【12月9日(水)】
柴田ゼミ生(松山大学経営学部)に、自社の現状と課題提供。
【12月20日(日)】
毎月第3日曜開催のお城下マルシェ(松山市花園町)に出店。10時〜15時。
2021年
【1月2日(火)】
新長谷寺(四国中央市)の寺フェスに出店。オリジナルTシャツで接客か!? これです↓
【1月6日】
お菓子に合うお茶で紹介されました。
【1月17日(日)】
お城下マルシェ(松山市花園町)、1月8日にマルシェの中止決定。
【2月8日(月)】
新居浜FM「えひめさんさん物語NEXT」に出演
2019年度、2020年度、2021年度の話しました。
【2月7日(日)】
美味しいお茶を楽しもう(徳田公民館)
(公民館だより)
【2月10日(水)】
インスタ世代のWEB集客術(新居浜商工会議所主催、セミナーの受講)
【2月21日(日)】
お城下マルシェ(松山市花園町)、2月4日にマルシェの中止決定。
【3月3日(水)】
脇さんへの事業提案発表(松山大学・柴田ゼミ)
【3月15日】
愛媛経済レポート(3月15日号)で掲載
【3月16日】
コープ久米(松山市)
【3月21日(日)】
お城下マルシェ(松山市花園町)、2月に引き続き3月も中止。
さいさいきてや(今治市)
【3月23日】
エフマルシェ古川(松山市)
【3月24日】
うま茶協議会(第1回)