12月に愛媛大学法文学部の学生さんから連絡がありました。泉谷の棚田を対象とした卒業論文を書いているので、松山支部の活動について質問がありますと。その回答の一部です。
(※の部分は回答ではありません。理解の参考になるかなと補足です)
1)結成年月
「泉谷地区棚田を守る会」という団体がありました。棚田百選に選ばれたことで立ち上がった団体です。時々、御祓公民館で会合があり、2017年3月会合で司会をしていた稲月さん(内子町役場の職員さん・町並地域振興課)が議題にあげ、「松山支部」という名称が了承されました。
2)きっかけ
「松山支部」というネーミングがあると、活動内容が広がり、メンバーも増やすことができそうだったからです。それまでは愛大生(現役)&卒業生だけでした。泉谷ファンの大人たちも巻き込むことを考えています。
※そもそもメディアサポーター出版部メンバーが棚田に行ったのは出版部の1人が田植え(オーナー制度)に嫌々参加したことからでした(笑 楽しかった経験を部内で話し、それが広がっていきました。
3)会の目的 ・年毎の参加者(人数・年齢層・所属・会の中での役職・参加のきっかけ)
会の目的は上岡さんの手伝いです。上岡さんが言われることを手伝います。
年毎の参加者はバラバラです。年毎というより、参加日によって1~10人とかです。
出版部のメンバーが中心なので、1回生から4回生までです。
自分が支部長をしてましたが、今年から卒業生の1人に支部長職を譲りました。あと、学生リーダーが1人います。初代は串部が任命しましたが、あとは現リーダーが次のリーダーを指名しています。
参加のきっかけは先輩部員が誘っています。誘われた側はよくわからないまま棚田に来て作業をします。好きになる人は何度も来ますし、そうでない人はそれで終わりです。
4)活動内容の決定方法(地域の方から要請があって動くのか、提案して活動するのか)
上岡さんから言われたことをします。作業日に、次の作業内容や日程を決めることが多いです。
5)活動内容
オーナー制度の手伝い、イベントの準備&手伝い、草刈り、電気柵の修理など、上岡さんが言われることをしています。
松山市に「坊っちゃん」「坊っちゃん3」という居酒屋さんがあります。学生さんがよく行く店です。その2店舗が棚田米を買ってくれています。「坊っちゃん」は2016年から、「坊っちゃん3」は2017年から。上岡さんから玄米で買い、精米し、注文が入ると届けています(支部長の仕事の1つです)。
6)活動頻度
月に1回程度
※初代の学生リーダーは1年間20回棚田に行きました(4回生時)。卒業論文も棚田をテーマにし、公民館で発表もしました。個人の訪問回数としては最多で、今も抜かれていません。彼女の存在と実績が活動を大きくし、加速したと思います。
7)活動資金の有無(ボランティアの性格が強いのでしょうか)
活動資金はありません。卒業生(社会人)も無償です。ボランティアというか「趣味」の類いと串部は思っています。
「奨学米」という制度が昨年までありました。稲月さんの前の担当である坂見さん(町並地域振興課)が考案しました。学生さんが1年間手伝う代わりに、棚田米をプレゼント。
8)他の団体(地域住民、農家さん等)との関わり、その中での会の位置づけ
考えたことも、気にしたこともありません。
9)活動を継続する上で困難に感じたことはありますか
特にありません。
毎年同じことの繰り返しにならないよう(学生さんが飽きないよう)、リーダーには自分の時代に1つくらいは新しいことにチャレンジしようと言ってます。2020年は炭焼きと、マルナカさんでの販売フォローでした。
10)今後の活動予定
今までと変わりません。上岡さんが言われることをしていくだけです。2021年は松山夜市に出る予定です(棚田米を販売します)。